今日は意図するということについて話をしよう。
例えば、僕は毎回授業をするにあたって、意図をもって臨んでいるんです。
それはどういうものかと言うと、例えば、
今日の授業では一つでも一生為になるようなことを学んでもらいたい、とか、今日は僕と学生の両方成長できるような授業をしよう、とか、今日はともかく元気になる授業をしようとか、そういう大きな目標というか、そういうもののことです。
特に教室に入る前にそのように意識します。心に描くと言うかな、それが意図するということ。それは実現すると素晴らしいもののこと。
細かいことはあまり考えていないことが多いんです。もちろんそういう場合もあるんだけど。
では、意図するとどういうことが起こるかというとね、
不思議とそうなるんです。まあ説明します。
人間(の脳)は強く意図したことに対して体中を探し回って、そのために必要な知識を引っ張り出してくるんです。それをちょっと難しいけど、参照枠と言います。
自分の人生って捨てたものではなくて、たとえ20歳そこそこだとしても、実にたくさんのことを学んできています。そう言うものが眠っているんですよ。
人生にはいろんな場面があると思うけど、その都度、自分で意図する、つまり意思することこれによってスムースに、まさにその意図に沿ってそれらのものが導き出されて形になる。
表現にまでなる。これが思いの力というもの。
つまり意図が自分の創造力を引っ張り出すんだ。自分に任せるんだよ。
え?キャリアデザインの授業でも、同じようなこと言ってた?
ぜひやってみたらいいよ。
2023/1/16
明日へ 2010
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