光を通す石

アラバスターで作品を作っています。アラバスターとは大理石のような見た目で、石膏より少し硬いくらいの、西洋の彫刻家がよく使う石のことです。中にはよく光を通すものもあって、向こう側の光が透けて見え幻想的な感じです。スぺインの巨匠、彫刻家エドワルド・チリーダのように哲学的な意味でこの石を使う人もいます。ともかくやわらかくて、彫りやすいし磨きもかかることから使っていますが、オランダから船便で運んだ在庫ももう底をついてきました。僕の持っているこのタイプのアラバスターは光を通すことから、フォルムの強さは出にくいですが、このような有機的な形を追求するのには便利です。ここで得た感覚を今度は硬い黒の御影石でやってみたいなと思っています。御影石は同じ石でも全く違う感情を表現してくれます。


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